こんなにあったの?!狭小住宅における収納のつくり方

2020年12月5日 by

階段下の空間を活かす

階段下の部分は、人が通れる天井の高さが確保できないということもあって、デッドスペースになってしまいやすいものです。そんな時には、収納として活かしてみてはいかがでしょうか。棚をつくることで、本棚やディスプレイ棚として利用できるようになります。また、中に収納しているものが見えなくなるよう扉を付けておくと、空間をスッキリさせることができるようになります。

造り付けのベンチをつくる

ダイニングセットを購入する予定であれば、造り付けのベンチを考えてみてはいかがでしょうか。箱型の形状にし、座面を開閉可能な仕様にしておくことで、ベンチの中に色々収納できるようになります。座る機能だけでなく、収納としての機能も持たせるのです。ブランケットや雑誌など、なにかとものが増えがちなリビングダイニングも、スッキリさせることができるでしょう。

壁厚収納でミニサイズの収納をつくる

トイレやホールなど、ちょっとした収納スペースが欲しい場合には、壁厚収納がおすすめです。壁厚収納とは、壁の中に半分埋め込んだような、薄型の収納のことです。構造壁や外壁には設置することができないため、設計段階で事前に打ち合わせをしておくようにしましょう。

無駄になっている上部空間を活かす

天井に近いところは、意外と空間が余っているものです。上部空間に吊戸棚を設けることで、そのようなデッドスペースを収納空間として活かすことができるようになります。トイレや洗面所などに設置しておけば、トイレットペーパーや洗剤のストック品などもスッキリ片づけられるようになるでしょう。

約15坪以下の土地に建てられた住宅を狭小住宅と呼びます。間取りを工夫することによって、広々とした空間も実現可能です。